当院の感染対策

院長はクリニック開院前の約5年間、加茂病院(現 豊田厚生病院)の感染対策委員長として活動し、その後もICD(Infection Control Doctor:感染管理医師)の資格を継続するために、定期的に講習会を受講しています。クリニック開院後も「診療所における内視鏡感染対策に関する調査」の論文を発表しており、積極的に感染対策にかかわってきました。

新型コロナウイルスの流行によって、医療機関の感染対策の重要性が再認識されていますので、当院の感染対策についてご紹介いたします。

開院時より

  • 標準予防策の順守:すべての人が病原体を有するとの考え方に立ち、患者さんの血液、体液、粘膜に接する可能性のある場合(検査、処置、採血時など)には、適切な防護具を着用する。
  • 手洗いの徹底:手洗いが頻回となるため、通年半袖白衣の義務付け(事務員のみカーディガン着用可)
  • 環境清掃:院内環境を常に清潔に保つ。
  • 内視鏡の洗浄消毒:ガイドラインに準じた方法の徹底。「内視鏡Q&A」参照。

新型コロナウイルス流行に伴う変更(2020年4月より)

  • 防護具着用標準予防策の徹底:従来の検査、処置、採血時の防護具着用以外にも、患者さんと近接するときは常に防護具を着用(診察時にもマスク、手袋着用)
  • 手指消毒:院内勤務時は原則手袋着用とし、手指の直接汚染を防ぐ。手袋脱着前後の手指エタノール消毒。
  • 環境清掃:従来に加え、手指の触れる所はこまめなアルコール清拭を追加。
  • 内視鏡検査における感染対策:従来に加え、検査間の十分な換気と環境清掃の徹底と検査予約数の制限(検査間の時間を十分にとる)。内視鏡室は不潔区域の扱いとして、入室するスタッフ全員がN95マスク着用とした上で、従来の防護具着用を徹底する。
  • 診察人数の抑制:待合室で患者さんが「密」にならないよう、時間当たりの予約人数を減らす。定期通院の人は可能な限り予約を取って受診してもらうようにする。専門外である小児(小学生以下)、呼吸器症状のある患者さんの診察は原則行わない。

感染対策は科学的根拠に基づいて行うことが大切で、過剰に対策しても感染予防できるわけではありません。特に「環境は消毒できない」が感染対策の常識ですので、当院では科学的に根拠のない対策はとっておりませんが、大病院以上の感染対策が徹底されていると考えております。